■ ID | 833 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Increasing ozone concentration may affect production in certain ozone sensitive rice cultivars under a global warming condition |
■ 著者 | Y. Kohno
(財)電力中央研究所 H. Sawada (財)電力中央研究所 T. Yonekura 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | APGC Symposium 'Plant Functioning in a Changing Global Environment', 9 December 2008 |
■ 抄録・要旨 | 温暖化条件におけるアジアの食糧生産に及ぼすオゾンの影響を評価するために、現状レベルの気温および+3℃におけるオゾン暴露実験を行った。2007年と2008年の2回実施した結果、2007年において日本の代表水稲品種であるコシヒカリとあきたこまちは比較的オゾン低感受性品種であった。一方、キララ397とタカナリは、比較的オゾン高感受性品種に分類された。 2008年においては、あきたこまちはオゾンと温暖化(+3℃)の影響をほとんど受けなかった。一方、キララ397では、オゾンによって収量の減少が認められた。また、温暖化(+3℃)の単独影響は認められなかった。しかしながら、オゾンと温暖化(+3℃)複合書影によって収量は著しく低下した。これらの結果より、品種によっては温暖化条件下におけるオゾンの影響は増大する可能性があることが示唆された。 |
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